はい、みなさんこんにちは。
AV男優のKouです。
AV男優って男なら一度は憧れる仕事ですよね。
超かわいい子や美人さんとセックスできてお金がもらえるなんて…、
この世の天国に他ならないですね。笑
じゃあみんなAV男優になってるかって言ったら、そういうわけではなくて、
顔バレの恐怖や踏み出す勇気のなさなど、高い障壁がいくつもあり、ほとんどの人はただ消費者として関わるのみ。
もちろん僕だって人並みに、いや、人並み以上に負荷はかかっていました。
そんなメンタルブロックを突破して、“AV”という世界に飛び込んだリアルな話を今回はします。
AV男優のなり方
AV男優ってどうやったらなれるのか…。
はい、悩むことはないですね。笑
ネットでAV男優の募集ページを見つけるだけです。
「AV男優 募集」
これでいくらでも出てきます。
AVっていうアングラな世界では、常識が通用しなかったり怖い思いをしてしまうのでは…?
と身構えがちですが、
こればかりは面接に行ってみるまでわかりません。
ただ、普通の企業でも、働きやすい職場もあればブラックなところもあるように、
AVだからって全部が危ないところではありません。
「AV出演強要事件!」なんて事実もありますが、ちゃんと警察に届け出をしてやっているところがほとんどです。
何はともあれ、行ってみないことにはブラックかホワイトかグレーなのかわからないので応募先は雑に選ぶしかないです。
ちなみに僕はGoogleで検索して一番上に出てきたサイトの中で、
「日給2、3万!」みたいに書いてあったものにしました。
ここはほんま勢いです。
いざAV会社へ電話
ここで挫折してしまう人が多いんじゃないでしょうか?
一番心理的に負荷がかかるところなので。
僕も電話をかけるか否か半日悩みました。
だって怖いですもん。笑
怒鳴られたりしたらどうしよ…。
いきなり、事務所来い!とかなったらマジキツイな…。
心臓張り裂けそうで上手く話せないと思うけど、かけてやるか!
募集ページに記載されている電話番号にかける…。
ring, ring…
ガチャ
AV「はい、××会社の採用担当の〇〇です。」
僕「あっ、いっ、今××さんの男優募集ページを見てまして、それでお電話させていただきました、Kouと申します。」
AV「あー、はい。エントリーシートってもう提出されてます??」
僕「えっ?エントリーシートですか?ごめんなさい、まだです。」
AV「あ、じゃあそのページにリンク載せてるんで、そこに必要事項記入してもらって、顔写真と身体の写真と一緒に送ってください。審査通れば一週間後くらいに再度連絡しますんで。」
僕「すいません、わかりました。今から記入して送ります!」
AV「はーい、じゃあよろしくお願いしますね。」
こうしてエントリーシートをせっせと埋めていたわけなんですが、その時の実際の写真があります。
こんな感じです。
ちなみにここに載せている写真は、あの電話が終わってすぐに自撮りしたものです。笑
顔と身体の自撮りをキメて必要事項を記入し、AV会社に送信する。
…五分後。
RIIING RIIIMNG!
携帯を見るとまさかのさっきのAVから!
僕「はい、もしもし。Kouです。」
AV「あっ、Kouさんですか?××会社の〇〇です。エントリーシート確認しました。それで面接に移りたいのですが、いつ頃できそうですか?」
僕「(えっ…!はやっ!一週間後言うてたやん!)あ、わかりました。ありがとうございます。えーと、僕の方が〇〇さんにお時間合わせられると思うので、直近だといつがご都合よろしいですか?」
AV「そうですか。じゃあ、今日とかいけますよ。今から。」
僕「(え!今!?流石に急すぎるやろ!)今、ですか!あー、場所はどちらになりますか?」
AV「新宿です。」
僕「(幸いにも近い…。)わかりました。30分くらいで着けるので、今日お願いします。」
AV「はい、じゃあ面接の場所を送っておきますね。」
…マジかい、今日かい。
まあ早いに越したことはないからいいけど、いざ差し迫ってくると緊張で頭が痛くなりそう。
そんなこんなで書類審査を突破し、面接に向かう直前の僕の写真がこちらです。
なんで撮ってんねん笑、っていうね。
もちろん、ちゃんと衣服を身につけて行きましたよ。
ドキドキのAV面接
新宿のとあるビルディングにて。
指定された部屋番号の前まできてベルを鳴らす。
ding done
ガチャ
AV「あっ、どうもー。〇〇です。」
僕「あっ、はじめまして!Kouです。今日はよろしくお願いします!」
AV「じゃあ、上がっちゃってください。」
僕「(うへー、ラウンド髭の強面親父じゃんかよ…。何か怖いことされたらすぐに逃げよう。)失礼します!」
入るとそこにはオフィスだったり学校の教室、更衣室、図書室、保健室などなど…。
うわー、AVのスタジオだ…。
ここでみんなやりまくっているのか…。
そこの面接では、
・志望動機
・今までの性経験
・ちんこの状態(早漏や遅漏か、包茎か否か、ちんこのサイズ、飛距離等。)
これらがマンツーで聞かれては、淡々と答えていくって感じでした。
見た目は怖いおっさんでしたが、面接中は特に高圧的な態度もなかったですし、脅されたようなこともありませんでした。
AV「なんでAV出てみようって思ったの?」
僕「はい、AV男優として経験を積まさせていただくことで、セックスを一番濃く学べると思ったからです。もともと僕は…ウンタラカンタラ。」
AV「…へぇー、そうなんだ。ちなみに精子って飛ぶ方?垂れる方?」
僕「それなりに飛ぶと思います。」
AV「あ、そう。」
一通り質問が終わり、
・
・
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AV「なるほどね、だいたいわかったよ。じゃあ今の身体を記録しておきたいから上、脱いでくれる?」
僕「(えっ、身体…。いや、何をうろたえているんや。これくらい当然やろ。)はい、いいですよ。」←上裸になる僕
AV「へぇー…、もやし、だね。笑」←ビデオカメラで撮影してる
僕「ははっ…、すいません。(いきなり撮るんかい…にしても恥ずい!)」
AV「でも鍛えたらカッコよくなりそう。」
僕「…頑張ります。」
AV「今さ、下も脱げる勇気ある?」
僕「(なっ!下も!それも知らんおっさんの前で…。)で、できますよ!」
AV「おっ、いいじゃん。AVって人前で脱ぐ仕事だからね。じゃあ脱いで。」
僕「今は勃ってないですけど、それでもよければ…。(ここで脱がないときっと落とされる…!)」←フルチン全裸になる僕
AV「ほー、玉、おっきいんだね。笑」
僕「あ、ありがとうございます…。(死ぬほど恥ずい!!)」
そして、
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・
AV「おっけー。じゃあ君採用するよ!だから早く身体鍛えて肌焼いて髪も短髪にしてきてね!」
僕「ありがとうございます!(よかった、なんとか採用はしてもらえたみたいだ…。)」
AV「うん、でも早く撮影にも慣れてもほしいからもう撮影の日決めちゃおうか!」
僕「え⁉︎もう撮影してもらえるんですか?」
AV「場慣れの意味も含めてね、オナニー撮ろっ!」
僕「え?ん?あれ…?オナニーってなんですか?」
次回に続く…。