非モテだった頃の理想の彼女はアマガミの七咲逢でした。
どうも、ラフィカルです。
これ、わかる人にはすごいわかってもらえると思うんですけど、当時むちゃくちゃ流行ったんですよ。
もう10年前のことですけど、アマガミっていうアニメがあって、
原作はプレステ2のギャルゲだったんですけど、その中の攻略キャラで人気ナンバーワンだった“七咲逢”っていう女の子。
自分の芯を持っているクール系女子で、主人公である先輩を“変態紳士”呼ばわりしてからかってきたりするんですけど、
実は家族思いのいいやつで、努力家で、心開いたあとはすごい甘えてくるっていうギャップ萌え女子。
それが当時キモヲタだった俺にはドタイプすぎて、
恥ずかしながら一丁前に「俺の嫁。」宣言をさせていただいてました笑
あの頃はあの頃で幸せでしたね笑
「じゃああの頃に戻りたいか?」って言われたらもちろんそれは断固としてNOですけど、まぁあの時はただ現実逃避してただけなんで。
でもあの時に感じていた非モテならではの純粋な胸のトキメキや、
好きな子のことで頭いっぱいになって何も手につかなくて心かき乱されていたのは忘れたくないですね。
はい、ということで冒頭が長くなりましたが今回のテーマは、
理想の彼女像、ちゃんと設定してますか?
です。
「そこそこの女性ならゴールまでいけるんですけど、この人は逃したくない!っていう女性相手には最後まで上手くいけないんですよねぇ。」
こういうのを恋愛相談に乗ってるとけっこう聞くんですけど、
つまり、それっぽい言い方をすると、
「タイプの子を狙って落とせない。」
っていうことであって、
でも、その人はその人なりに
・その女性の美貌に緊張してしまう。
・自分以外の男もアタックしてると思うと他に取られる前にゴール決めようと焦ってしてしまう。
・今までも良い男たちと出会ってきただろうから、自分がその基準以下の男に見られてないか心配でキョドッてしまう。
といった具合に分析してたりするんですけど、実は大抵の場合はそれ以前に、
自分の理想の彼女像を設定できてない。
っていう根本原因があります。
女の子によく聞くじゃないですか。
「どんな男性がタイプ?」
っていう男女定番の質問。
それに対して
「優しくて、リードしてくれる人かな。」
みたいに女の子はいうんですけど、
今問題にしたいのは、
男も同じくらい浅くぼやっとしたイメージしか答えられない(持ってない)人が多い
ということ。
俺はコンサル生と人生と恋愛のコンセプトを決める時に、
「理想の彼女ってどんな人です?」
っていうのをしつこいくらいに聞いて事細かに設定していくっていうワークがあるんですけど、
何でそれをするのかっていうと、例えば、
「僕のタイプの女性は、お姉さん系で年は23〜27歳くらいがよくて、あとお互いの趣味を認め合える人が良いなと思ってます。」
っていうくらいだとすると、それでアプリ始めていろんな女性と出会ってみたとしても、
そんなアバウトなターゲティングの仕方では候補は無限に出てくる
から、マッチングすればするほど自分の彼女選びの軸はどんどんブレていきます。
「けっこうタイプだなと思ってやりとりしてた女性いるけど、最近マッチングした〇〇さんはもっと綺麗だし、同じくタイプだな。うわ〜こっちに乗り換えよっかな、どうしよ。」
って迷うんで。
というのも、特にアプリ始めてから軽く2,3人とHできたりし始めると、
「あ、俺って意外ともっといけるんじゃね?」
って天狗になってくるというか、自信がついてくるんで、
「もっと可愛い子、もっとお金持ちな女性、人脈もすごい人と出会いたいな。」
といったように、よりハイスペックな女性を求めだして、
「今仲良くしてる女性おるけど、この女性を彼女にする!とか結婚して生涯を共にするパートナーになってもらうとか、そこへ踏み切るのむずいな…。だってそれはもっと上層階にいる女性を諦めるってことだもんな…。」
みたいに思うわけですよ。
特にナンパしてた人とか今頷いてくれてると思うんですけど笑
つまり、理想の彼女像を「俺のドンピシャはこの人!」ってのを持ってないから、
「こっちもええし、あっちも良さそうやな…。もう1人くらい出会ってみてから考えるか。」
ってなって、終わりがないレースをずっと走らさせられるわけです。
で、その「もっと可愛くてお金持ちで〜」っていうのは際限がなくて、
「あ、俺もついにこれくらいの美女と付き合えるようになったか、ってことは頑張ればもう1つ上も目指せるってことやん。」
っていうそれはもう青天井の話なんで、スタンス的にそれで完全な満足は得られることはないと。
「よっしゃ!もうこれ以上ハイスペックな女性おらんわ!」ってなるには、世界一の女性と付き合わなきゃいけないですからね笑
このように、理想の彼女を設定するのは、そのパラダイムから脱却するためってのもあるんですけど、
まあ心配しなくてもタイプな女性が明確になっていない状態ではそもそも本当に良い女性は口説けません。
なぜか?
一言でいうと、
「なんかこの男口説いてきてるけど、別にそれ私じゃなくても良いでしょ笑(^^;)」
って思われてしまうから。
良い女性になればなるほど、男からアプローチを受けてるその数と頻度が多いは当たり前で、
それを彼女たちは常に断って切り捨てまくってるんですよ。
反対に普段全く男から言い寄られない女性は、
「誰でも良いから私を拾ってくれる男性いないかな〜。」
って思ってるだろうし、いや知りませんけど笑
でも、自分に好意を向けてくれる人であれば簡単にOK出しそうなのは想像できるじゃないですか。
だからここで大事なのは、
良い女性ほど、なぜ?を求める
ということ。
そして、
それに答えられないのであれば切り捨てられる
ということ。
「何で他の女じゃなくて私がいいのか?」
これにスパッと答えられないともうその時点でゲームオーバーです。
答えるといっても
「〇〇さんてあの映画好きだよね!俺も実は好きなんだよ。俺たち気が合うね!だから一緒にいたい。」
っていう共通点が抽象度の低いものだけではもちろんダメで、
もっとお互いの価値観や感性、人間性といった深いところで共感を起こせてる必要があって、
だって、深ければ深いほどそこには“その人らしさ”が映し出されているから。
もっというと、一番理想なのは
人生のコンセプトで【共感、尊敬、信頼】を得て、その女性の人生のコンセプトとも一致させてしまうこと。
ここら辺話し出すと長くなりすぎるんで、
ちなみにこれはメルマガで詳しく話してあるんで興味ある方はそれを見ていただくとして、
今むっちゃ簡単にいうと、
自分が将来やっていきたいことや関わっていきたい人たちというビジョンを、その女性が描いている夢や人生設計に当てはめるってことです。
共感に時間軸を持たせて、現在だけでなく未来までもお互い共鳴しちゃってるみたいな。
で、そこで裏付けというか、説得力を持たすために、
「なぜその未来を歩みたいのか?」
の理由が、自分が今まで生きてきた過去にその答えの全てがあって、そしてそれらを結びつけながらいろんなエピソードを通して伝えていきます。
雑にいうと、
「俺は20数年こういうモノや人を求めて生きてきたと、で、それはこれからも俺の人生の軸として変わらないだろうし、今目の前にいる〇〇さんもその意味で俺にとって理想の彼女なんだよね。」
ってのが伝えられるところまでを目指しましょう、っていうこと。
思ってもないのに落とすために、
「好きになった、付き合ってほしい。」
っていうのと、
まじで人生かけても大事にしたい人だと思ってる状態で、
「俺と一緒にいよ。絶対後悔させんから笑」
っていうのでは言葉の重みが違いますからね。
「口説きにきてるけどこいつ何か薄っぺらいわ〜。」
って思われてしまうか否かは、この人生のコンセプトが自分の言動に乗っかってるかどうかで決まります。
といった感じで冒頭の軽さに反してだいぶヘビーな内容になりましたが、俺が言わんとしてることは何となく伝わったんじゃないかなと思います笑
じゃあこれを読んで皆さんは何をすべきかと言うと2つあります。
・女子を口説く前に“自分は何者か?”を徹底的に知る。
・今までの女性と話していて上手くいったときといかなかったときを「どの程度の深さで共感を起こせていたか?」の視点で振り返ってみる。
これをしたらあとは実戦していくのみです。
もし「今まで深い話とかせずにノリだけで何とかしようとしてたな〜。」と反省したなら、
例えば、恋愛話で
「今までで一番好きだった元彼ってどんな人だったん?」
って聞いてみて、その女性がその元彼とどんな部分で惹かれあっていたのかを探ってみて、
じゃあ自分はそれに近い魅力や性格を持っているんだったら、今までの自分の恋愛や人付き合いでのエピソードを通してその深い部分での人間性を伝えることでその女性の価値観に共感を起こしにいけばいいよね。
ってことが見えてきたりするので、やってみてください。
ちょっと理屈っぽくなっちゃいましたけど、小手先のテクニックだけじゃなくてこういう本質的な話も大事なんでこれからもちょいちょいしていきますね。
特にメルマガではそういう話しがちです笑
インテリ系の真面目肌な方もそうでない方もメルマガ登録お待ちしています。
それでは、今日はこの辺で!